ミシュラン掲載なのに”本当に”隠れた名店で穴子。「地穴子 やました」(岡山市北区)

誘いは突然

めずらしく祖母に昼に食事に行こうと誘われた。

misterdrunk
misterdrunk

何か食べてえもんあるん?

ばあちゃん「穴子でも食べに行こうか?」

ということで、祖母が知っているという店に行くことに。
それが「地穴子 やました」さん。

ぶっちゃけばあちゃんがススメてくれる店に期待をしてなかったんだが、
店名からして期待が膨らむ。「地穴子」ときた。
一応、ググってみるとなんとミシュランプレート掲載店。
これは本格的に期待ができる。
しかし、立地的にも街中だし、ランチタイムはさぞ混んでいるんだろうと思い、
一応予約を入れようと思い、電話をしてみた。

予約がとれない!?

電話をかけると、年配の女性と思しき方が電話に出た。

misterdrunk
misterdrunk

すいません、今日のお昼そちらに伺いたいんですが予約できますか?

衝撃の返答が返ってきた。

「最近はお昼は人も来んから予約なんかせんでええですよ、きてください」

・・・・・・・・・・・ほんまかよ。地穴子だぞ。ミシュランだぞ。

若干の不安を感じたがとりあえず行ってみた。

店構えよし。

岡山の繁華街からほど近い、住宅街の中にそこはある。

「瀬戸内天然焼穴子専門店」いい十一文字だ。
店構えも老舗の風格があって良い感じ。
そして入店してみる。

マジで誰もいなかった。
(右下に写り込んでるのは我が祖母)

店構えもいい感じだし、迎えてくれたおかみさん(電話出てくれた人)もいい感じ。

正直なおかみさんのおすすめ穴子丼

メニューを眺めていると一番安いのが穴子丼1500円。
高いのが蒲焼とか白焼きとかいろいろはいったミシュラン記念メニューが2500円くらい。
せっかくなので、記念メニューを頼もうとすると、おかみさんから
「ごめんなさいね、これは仕込みに時間がかかるので今やってないのよ」と。
それならと、穴子重1800円と穴子丼1500円で悩んでいると
「丼と重は穴子を小さく切っているか切っていないかの違いで使っている穴子は一緒だよ」
と正直すぎるカミングアウトをいただいたので、遠慮なく穴子丼1500円を注文。

わかりづらいかもしれないけど、穴子の量が尋常じゃなかった。
米6:穴子4 くらい。そしてお吸い物にも穴子が入っている。
1500円のランチはちょっと贅沢だけど、この穴子の量ならばむしろ超コスパいい!

肝心の味だが醤油が濃いめの味のタレに、身が締まっている穴子は本当に美味。
正直もうちょっとご飯が欲しいくらいに穴子がうまい。
車できてなければ、お酒が欲しかった。
ぶっちゃけなんでこれでお客さんが来ていないのかが謎。

おかみさんにお話を聞くと元々魚屋さんをされていたそうで、だからこの美味しい穴子が仕入れられるのだとか。
ただコロナ以降、ランチタイムはお客さんが少なくなってしまっているんだとか。

地穴子やました、行くなら今です。
金バクとかVOICEに取り上げられたら終わりやで。

そして、こんな隠れた名店を教えてくれたうちのばあちゃんに最大級の感謝を!

URLとアクセス

地穴子 やました
岡山県岡山市北区南中央町11-22

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おかみさんの風貌とは裏腹にすごくちゃんとしたHPもあってWEBでの注文も受け付けているみたい。

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