シリーズでお送りしているこの日記、ついに出産時のことについて書こうと思う。
前回、書いた通りでうちの子は産まれてくるまでに本当にいろいろあった。
予定日の直前期
そんな娘もついに産まれてくる予定日が迫ってきた。
どんどん大きくなってくる妻のお腹が、否が応にも緊張感を高めてくる。
さすがに予定日前の時期はいつ産まれてくるかわからないということで、
晩酌もせずに、いまか今かとその時を待っていたんだけど、全然産まれてくる気配がない・・・。
この時期になると妻の検診も毎週。そこで状況を確認するんだけど、一向に子宮が開いていないと。
流石に予定日くらいのタイミングで陣痛誘発剤を打ち始めようか、という話になり、
逆に言えばそのタイミングまでは産まれてくることはないと思う、とのこと。
さてさて、まあしょうがねえかー、気長に待とう、ということで
その日はここまで、ずーっと気を張って待っていたので、久々に酒を飲むことにした。
しばらくは産まれたりしないとのことなんで・・・。
ということでいつものウィスキーでいつものハイボールを強か飲む。
このコスパ最強ハイボールセットでベロベロになりながら、自室でゲームに勤しんでいた。
・・・
いつもの通り、ソファで寝てしまっていた・・・。
突然の破水
ドアが強めに開けられる音で目が覚める。
完全な寝ぼけ眼だったけど、なんだか只事でない様子の妻に一瞬でシラフになる。
「破水した」
「よりによって今日!」
しかしもうやるしかない、ということでスピーディーにやることをやる。
そのあたりの行動は全て嫁がnotionを使ってメモ化して共有してくれていたので非常にスムーズだった。
notionはビジネスで使ったことあったけど、プライベートで使うのもとてもいい。
入院用の荷物も予めまとめていたのでそれを持ち、
病院とタクシー会社に電話する。
そしてもう一つ紹介したいのは「こうのとりタクシー」
両備さんがやってるサービスで、出産時専用で使えるタクシー。
24時間対応だし、運転手さんも慣れてらっしゃるので非常によかった。
マジで呼んでから10分くらいできてくれたし。
ちなみにこの時、深夜1時ごろ。
病院を伝えると、運転手さんは慣れた様子で安全運転だけど急いでくれる。
「夜中の時間帯だと、ここを抜けるのが1番早いです。」
とプロっぽいことを言ってくれるのが非常に頼もしい。
妻は意外と落ち着いている様子だったが、早く病院に届けてくれてとてもありがたかった。
入院
病院に着くと、こちらも慣れた様子の助産師さんたち。
妻はこのまま入院で、出産が終わるまでは出られない。
付き添いである俺についても一度入ると出産までは出られなくなるので、
一旦帰って産まれる直前になったらまた連絡をするので、それからきてもらえればいいという話になった。
妻に激励の言葉を送り、病院を後にする。
なんだか激動だった。俺はついさっきまで泥酔しながらゲームをしていたはずなのに。
それがすごく前のような気がした。
そして気づく。
時刻は深夜2時ごろ。俺はここからどうやって家に帰ればいいんだ・・・。
いろんなことに思いを馳せながら、真夜中1時間半くらいかけて歩いて帰ったとさ。
次はいよいよ出産日の話かな。
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