【夫婦でコロナウィルスにかかりました・・・】岡山で自宅療養した体験談(買っておいた方がいいもの)

ついに、かかってしまった。
コロナ流行から早3年くらいか。
その間に東京から岡山へ引っ越したりもしたが、一度も感染しなかった俺だが、
ついに感染した。

最近は感染者も増えてきたので、何かの参考になればと思い、体験談を残しておこうと思う。
もちろん、医学的な話はできないので、あくまで個人の感想です。

まずは俺のスペックだが35歳でワクチン3回接種で特に持病のない男だ。

その日は突然訪れた

11月末のある朝。

昨晩から少し喉に違和感があったが、起きてみると悪化。
ちょっと嚥下痛(唾を飲み込んだら痛いやつ)もあったから、体温を測る。
36.7℃。まあ大丈夫かと思って、会社へ向かう。
しかしだんだん喉が痛くて、咳もひどくなってくる・・・。
会社に着いたけど、もうダメだ。体調不良の旨を伝えて、早退した。

岡山市内の病院の状況(22年11月時点)

帰り際に病院に寄る。入ろうとしたら、びっくり。
発熱外来の方は予約必須とのこと。。。
えーっ!っと驚き、近くにある別の病院へ。
そちらは予約は不要だが、発熱者は通常の受付とは別の受付へ、とのこと。
そして基本的には高齢者や持病のある方以外は、自分で検査キットを買って検査することを
推奨している、とのこと。
しかも、「午前中いっぱいはもう待ちの患者でいっぱいなので、午後にきてください」と。

ここでようやく、流行が凄まじいことを実感した。
自分で検査することも考えたけど、喉の痛みがひどいので、何かしら薬はもらいたいと思い、
午後再訪。

少し早めに行くと、一番乗りだったようですぐ見てもらえた。

かなりの感染予防対策で、ほとんど看護師さんとも顔は合わせず、
壁越しに話しかけられるような感じで、抗原検査とPCR検査のやり方を説明されて、
小さな窓から検査キットを差し入れられて、自分で検査。

抗原検査は、綿棒を自分の鼻の穴に突っ込んでねじねじして、粘膜を付着させる。
泣きそうになるほど痛いくらいのところまで突っ込む感じ。

PCR検査は唾を溜めて、唾を試験管みたいなのに入れて提出。

抗原検査は15分ほどで結果が出る。
PCR検査は翌日夕方に結果が出る。とのこと。

俺は抗原検査は陰性だった。
しかし、医師が来て「最近は抗原検査は陰性でもPCRで陽性になるケースもある」とのことで
とりあえず翌日まで結果待ちということに。
その際にもし陽性だったら、1週間後までは自宅待機である旨などが説明される。
薬は基本的には普通の風邪と同じものしかない、ということで
葛根湯とPL顆粒を処方された。

うーん、どちらもドラッグストアでも買えるものだったな・・・

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自宅での療養

帰宅してとりあえずベッドへ。
うちは妻と二人暮らし。水回りは1ヶ所しかないが、なるべく隔離しようということで、
俺は基本的には寝室で生活。
妻はリビングで生活。

共用部分の利用の際は妻は常にアルコール消毒スプレーを散布して利用、というのを徹底した。

とりあえず俺の病状はのどがいたい。咳はそこまで出ない。熱が出た時の倦怠感あり。
って感じ。
体温は37℃後半くらい。
食欲はあるけど、とりあえずうどんとかお粥とか消化の良さそうなものを食った。

そんな状態で翌日も過ごして、夕方に医師からPCR陽性の連絡。

やっぱりか、という感じ。

病状的には同じような状態が2日ほど続き、熱は一番高くて38.5℃くらい。
ただ喉が痛くて嚥下痛はひどい。
とにかく水分を取ることは意識した。あと喉がどうしても痛いので妻に龍角散ダイレクトとのど飴を買ってきてもらった。
なんか、twitterかなんかで龍角散ダイレクトが効いたって言ってる人がいたので・・・。

めちゃくちゃ効くかっていうとそうでもないけど、ないよりはあった方がいい。
すーっとする。

妻、感染

さて、2日ほどたって俺の喉もちょっとずつ快方に向かってきたかなと思った矢先。
妻がしんどそう・・。
それまで、ソファで寝てもらっていたし、料理も作って運んでもらっていたので
疲れもたたったということもあるのだと思うが、やはり感染力が強い。
かなりがんばって隔離していたつもりだけど、正直もう一つ屋根の下では無理やな・・・。

俺は少しマシになってきていたので、病院に連れて行った。
みなし陽性ということでもう検査もなく陽性判定されたらしい。

そこから辛かったのが、物資、特に飲み物がなくなってきたこと・・・。
食べ物のストックはそれなりにしているけど、スポーツドリンクみたいなものはそんなにない。
病院には行ったけど、完全に感染している我々が外に買い物に出るわけにもいかず・・・。

岡山市の物資補給とかもあるけどあれは一人暮らしの人とか頼れる人がいない人優先みたいなので、
うちは近所に住んでいる妹を頼って、ザグザグに行って、
ポカリやら栄養ドリンクやらいろんなものを買ってきてもらった。
いやはや、助かった。

水分がないのが一番辛いと思う。

とにかくスポーツドリンク系は1ケースとかストックしといた方がよかったな、と思う。

スポーツドリンクもいろいろあるけど、うちはグリーンダカラが好き。なんとなく。
ポカリとアクエリアスは甘すぎる気がして。

でも、正直妻が感染してからの方が精神的には楽になった。
まあ自分は症状も快方に向かってきてたっていうのもあるけど、
うつしちゃう心配がなくなったっていうのが大きいかも。

この日からは交代して、妻が寝室で俺がリビングでソファで寝る生活へ。

回復・・・?

発症から4日くらい経って、熱も36℃台になってきた。
喉の痛みもだいぶ落ち着いてきた。

しかしながらそれと引き換えにと言ってはなんだが、咳が激しく出てきた。
嚥下痛はなくなったのだが咳がひどい。
あと、鼻詰まりも始まった。
これはこれで辛い。
熱っぽい倦怠感は、だいぶマシになってきたけど、残っているような残っていないような・・・。

発症して1週間が経とうという日。
保健所からの案内では熱が下がっていれば外出してOKとのことだったのだが、
どうしても咳が残っているので心配で保健所に確認の電話は入れた。
(最初、病院に電話したのだが、それは保健所の管轄だ、と言われてしまった)

保健所は電話がつながらない、ということはなくしばらくコールしたらつながった。
担当のおじさん?おじいさんに確認したところ、
とりあえず熱が37.5℃以下になって1日経っていれば問題ない、とのこと。
こんなに咳出てるけど大丈夫か?と思いつつ、社会復帰しましたとさ。

妻の方はフルリモートで働いているのでほとんど影響なく、俺に2日遅れてくらいで社会復帰した。

まとめ・後遺症・準備しておいた方がいいもの

結局、1週間くらいは完全にダウンしてたし、ただの風邪というにはあまりにしんどかった。

そして、感染から約3週間ほど経った現在、ようやく咳と鼻詰まりも収まってきた。
正直、ずーっと咳は出続けててかなりしんどかった。
今でもちょっと痰が絡むような咳が出てるけど、だいぶマシ。
こんなに長引くとは思わなかった。
妻の方はもうちょい早く完治しているけど、俺にはなかった味覚異常の症状が出たみたい。

ずーっと咳が出続けるから、周りからの目が気になるので外出するのも若干嫌になる。
もううつすことはないらしいんだけど。

ってことでなんやかんやで1ヶ月弱は普通の生活に戻るまでに時間がかかった。

そして、俺が買ってストックしておいた方がよかったなぁと思ったものは

・スポーツドリンク
・龍角散ダイレクト
・のど飴
・米
・卵

以上かな。最後の米と卵なんだけど、最悪、米さえあれば飢えは凌げる。
卵があれば栄養的にもまあまあいける。
そしておすすめなのが、炊飯器のおかゆ機能。
俺使ったことなかったんだけど、1合、生米入れて水入れておかゆモードで炊くと
「えっ?1合でこんなに?」っていうくらいの量のおかゆが出来上がる。
あと、なんていうかすごい上手な加減のお粥になる。
米の粒の残り方とかが非常にいい塩梅。あとは塩と卵を入れれば玉子がゆの完成。
俺はどんなに病気でも食欲なくならないマンだけど、そうじゃない人でも
これがあれば乗り切れると思う。

ということで、コロナ、罹ってみて思った以上につらかったっす。

みなさんもご自愛くださいませ。

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