いまや押しも押されぬスーパースターになった藤井風。
俺も2年くらい前から聞いていて、東京にいる頃から何度かライブも応募してたんだけど、
一度も当たらなかった。武道館も外れたなぁ・・・
それがこの度、地元岡山での開催となる倉敷公演のチケットをうちの妻が当ててくれた!
妻に感謝。

久々に行った倉敷市民会館すげー人・・・。
外れた人も、結構きてたっぽい。知り合いでも音漏れ聞くために行くって言ってた人おるもん。
席は1階席の後ろの方、とあんまり良くはなかったけど、
倉敷市民会館は昔ながらのホールでかなり傾斜が効いているので後ろの方でも見やすい。

いざ!
演出が素晴らしい
ライブはコロナを意識したのか、ゆっくり落ち着いて見ることができる演出。
セットがすごくて、くそおしゃれな吉本新喜劇みたいな家のセットがあって、
そこで藤井風がピアノを弾いて歌っている。
ライブタイトルが「alone at home」なことに納得。
最初は英詞の曲をMCも挟まず、怒濤の如く連続で4曲くらい。
無知なので全部知らん曲やった。
けど、生「風」のオーラと、ライブでも音源と変わらんことに感心。
その後はじまったMCもなぜか英語という・・・。
ちょこちょこと先日の「藤井風テレビ」でも見せてくれたコント力を見せてくれて、
一人芝居なんだけどMr.ビーンみたいな笑わせ方をしてくれる。
その後は最新アルバムのLOVE ALL SERVE ALLからの選曲中心のライブ。
岡山人歓喜のあんな曲を演ってくれるとは!
最大の盛り上がりは中盤。
youtubeライブでもお馴染みのいわゆる「ねそべり」をやってくれた。
風くんが視聴者から弾いてほしい曲を募り、即興でその曲を弾き語ってくれる。
・・・寝そべりながら笑。
この寝そべりスタイルをなんとライブでもやってくれた。
岡山ならではのB’z「Alone」やホイットニーヒューストンの「えんだーーーー」っていうやつとか、
スピッツの「チェリー」とかまあいろんな曲をやってくれたんだけど、
最高級に盛り上がった、このライブの中でも最大の盛り上がりだったのが、なんとこの曲!
岡山県民なら誰しもが知ってる、岡山県民以外は多分誰も知らない!
ちょっと気になるザグザグの店内でかかってる曲!
『あなたの街にー♪えーがおーをザグザグー♪」ってやつですね。
これをちゃんと歌ってくれた!その時の倉敷市民会館の一体感ったらなかったね!
いやー、これはここでしか聞けなかったなー。
ちなみにこの寝そべりパートも含めて観客は基本的に座って聞く&声出しもNGで手拍子のみ、
と非常にお行儀よいムード。
しかし、それだけで終わらせないのが藤井風。
クライマックスに向けての盛り上がり
Alone at homeのタイトル通り、基本的には風くん一人でのピアノ弾き語りスタイルで
お送りしているライブだったんだけど、
終盤、「この家にはカラオケシステムが入っとる」との一声から、
会場にミラーボールがセットされて、一気にパーティモードに!
曲は当然LOVE ALL SERVE ALL随一のアッパーチューン「damn」。
「立ちたい人は立ってもええよ」的な言葉が風くんからかけられた瞬間、観客総立ち!
これまで座っていたのでカタルシスです。
そして、そのまま「まつり」でニュートラルにして、最後に「旅路」。
アンコールは無しで、2時間くらい。
非常にきれいな構成で笑いあり、聞かせどころあり、盛り上がりどころあり、
すばらしいライブでした。
岡山が産んだスーパースター、ライブもすばらしいとなると、
今後どんどんチケットがプラチナ化していくだろうな・・・。
いやはや、本当に行けてよかった。
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