あんこを求めて車を1時間半飛ばすロマン
あんこはうまい。
普段は食べたくなった時にはコンビニでどら焼き買ったり、缶のあんこ買ったりする。
でも大人になると「いいあんこ」が食べたくなる時がある。
いいあんこは甘さがすーっとひいてしつこさがない。
そんなあんこ好きの俺が今回訪れたのは岡山市街地から車でおおよそ1時間半。
宮本武蔵の生誕の地としても知られる美作市大原にある、その名も「あんこや ぺ」だ。
ぺ。一文字。
「みえけん つ(津)」を聞いた時くらいの衝撃のある店名だ。
正直あんこのために1時間半、というのはなかなかハードルが高いのだが、
- 風光明媚なロケーション
- テレビ番組(セブンルール)に取り上げられた話題性
- 単純にうまいあんこ
- 「あんこのために1時間半」というロマン
上記4点から、足を伸ばす価値があると思う。
風光明媚なロケーション

石畳と白壁、倉敷美観地区のようなたたずまいのかつての宿場町「大原宿」(おおはらじゅく)に
あんこや ぺ はある。
本陣をはじめとして、酒造場だったり、ふれあい広場だったり(俺はここで買った最中を食べた)
大人の夫婦二人でのんびり歩くのには適している。
(逆に子供連れとかだと、厳しいくらいに渋い場所ではある)
テレビ番組に取り上げられた話題性

このおしゃれな立て看板からしてもわかるように、セブンルールという超おしゃれ番組に取り上げられているので
まわりの感じにはそぐわないくらい洒落っしゃれのお店である。
写真は撮れなかったのだが、内装もすごい雰囲気のいい店なので映えるだろうし、行ったら必ず
誰かに話ができるレベルだと思う。
でも、テレビに出たからこそ俺が行った時もそうだったがかなり混んでいるし、
店主の女性一人でやっているお店なのでかなり忙しそう。
店内でのイートインは早く行かないと席が埋まるし、テイクアウトも並んでたりする。
googleの口コミとかでも結構接客がいまいちとかあるんだけど、
まあ忙しそうだし、お一人でやられているのでまあしょうがないかなと思う。
確かにめちゃくちゃフレンドリーな接客ってわけじゃないけど、あんこはおいしいんで。
単純にうまいあんこ

これをテイクアウトして、大原宿でいただく。
あずきと粗糖のみで炊き上げたというあんこは、さわやかですっと引いていくような甘さに
香ばしいナッツがちょうどいい。
何個でも食べられる感じ。俺は1個しか買わなかったことを後悔した。
あんこだけでもテイクアウトできるので、それを買えばしばらくは楽しむことができる。
まとめ
営業日数も限られているし、混んでいるし、遠いし、
ハードルは非常に高いのだが、それでも満足できるあんこがそこには待っている。
ちょっと手間暇をかけてあんこを食べに行くという行為や時間を楽しめる、
そんな大人に行ってもらいたいお店だ。
アクセスとURL
あんこや ぺ
木・金・土(日)の営業
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